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 = 2011 =                        

1年を振り返って・・・
年度当初ゼムノビッチ氏を特別コーチとして来校していただいた。夏休みを含めるとのべ7回のコーチング。Jリーグを監督として優勝させた特別コーチの影響はこの3月に結果を出した。先日行われた一宮・小牧サッカーフェスティバルの決勝は、日頃からゼムノビッチ氏のトレーニングを受け、ゼムノビッチ氏を紹介していただいた天理教高とであった。この2チームでの決勝戦がわざわざ本校まで来ていただいたゼムノビッチ氏への恩返しとなったと思う。
昨年の3月に起きた東日本大震災の支援を計画し、5月にチャリティを兼ねたサッカーフェスティバルを行い、12月にグランパストップコーチ喜熨斗氏の講習会も貴重な経験であった。
3月に入りサッカー部員のほとんどが参加した東北震災地での交流は、今ある環境のありがたみを再確認し、今この瞬間を大事にする気持ちを思い出させた。
岐阜経済大学の高橋先生の「スポーツマンのこころ」の講演会は東北震災の交流で生まれた感謝の気持ちとともに、好きでやっているサッカーを全力で行うことの素晴らしさを実感した。

全員が全力で戦うことで成し得た今回の優勝は生徒が成長をした証であると思う。
来年度、新たな挑戦に繋がる実りある1年であった。
ご理解いただいたご家族、協力いただいた特別コーチの方々に感謝して1年を終える。


一宮・小牧招待サッカーフェスティバル優勝!
   全員の全力を出し切ることが優勝に・・・
3月26日〜28日の活動
3月26日〜28日に県外の有力高や県内の優秀なチームが参加し、今年で12年目を迎えた一宮・小牧招待サッカーフェスティバルに参加した。
予選リーグは敦賀・岐阜工業・春日井東・津島東・一宮北の5チームで行われた。
初戦津島東高校に0−1で敗退。乗り切れないチームの雰囲気を変えることができなかったことが最大の課題であった。
春日井東高校での試合は初戦の反省を生かして雰囲気良く戦え2−0で終えた。
2日目岐阜工業高校には1点リードされ試合時間も少なくなってきたが、チーム全員のあきらめない気持ちが点を取ることとなり引き分けとした。
予選4試合目は3戦負けなしの敦賀に対し、自分たちのやれることを全力でやりきる姿勢を終始貫き2−0とした。
2勝1敗1分で得失点で1位通過となった。
最終日1位トーナメントでは名南工業高校との対戦。優勢に戦うもののお互いの譲れない姿勢がどちらにも得点を許さなかった。
後半サイドから崩すチームの得点パターンで入れた1点が決勝に繋がった。
決勝戦は天理教高となった。このフェスティバルは12年間行われている尾張地区の大会であるが、残念なことに尾張地区の学校が優勝したことがない。
簡単には勝つことができなかったが、全員の全力を出し切ることが歴史を変えることとなった。



緊張のボールパーソン
3月25日(日)の活動
Jリーグ第3節16:00瑞穂競技場で行われた名古屋グランパスvsアルビレックス新潟戦のボールパーソンを行った。
場内アナウンスで一宮北高校を紹介していただきセンターサークルであいさつする様子は日常生活では体験しない緊張が感じられた。
あいさつが終わり、行われた記念撮影には以前トレーニングをしていただいたグランパストップコーチの喜熨斗氏もわざわざ来られ、カメラの横から選手たちの気持ちをやわらげていただいたことを嬉しく感じた。
前後半45分を集中し行った生徒は充実感と達成感を得たと思う。
東日本大震災からサッカーをすることやサッカーに携わることに感謝する機会が多くなった生徒であったが今回のボールパーソンも人生において忘れることのできない良い経験であったと思う。


講演会「スポーツマンの心」
3月24日(土)の活動
講演会「スポーツマンの心」を本校で行いました。
一宮北高校体育館で岐阜経済大学教授 高橋正紀先生に講演をしていただいた。
「スポーツは少年・少女は大人へ、大人は紳士・淑女にする」
「グッドルーザー」
「試合は諦めた時点でおしまい」
「好きでやっているサッカーへの取り組む姿勢」
「感謝の気持ち」
という考えを説明していただいた。
これまでの我を反省する者や、これからを強い気持ちで決意する者がいたが、
すべての生徒が聴いて良かったと感想を持った。
講演中、生徒は高橋先生の言葉に引き込まれている様子。
講演が終わるとチーム全員が物事に全力で取り組もうという意気込みが伝わってきた。
とても素晴らしい講演であった。


春の遠征合宿を実施!

サッカー部では心身の鍛練と技術の向上を目指して遠征合宿を行います。

平成24年3月19日(月)〜3月20日(火) 静岡県浜松市オイスカ高校サッカー専用グラウンド
活動の様子はこちら
平成24年3月22日(木)〜3月23日(金) 大阪府茨木市追手門学院大学サッカー専用グラウンド
1日目大阪学院大学付属高校と行い、2日目大阪学院大学とゲームを行った。
1日目の課題はゴール前の質。2日目の課題はゴール前の守備であった。
守備のブロックを高い位置で形成し、奪ってからコレクティブカウンターを行ったが、ゴール前の精度に欠けた1日目。守備のブロックを崩されることが少なくなったが、サイドからペナルティーに侵入された時の1対1に課題が生まれた2日目であった。
また、奪った後のパスの精度は2日を通じて課題となった。

今年度卒業35回生のサッカー部卒業生から
                        横断幕が送られた。

「勇往邁進」目標に向かって突き進むという意味である。
現役時代の生活がまさしく勇往邁進であったのであろう。
正々堂々とフェアプレーの精神で戦う姿を思い出す。
負けた時は潔く、誰からも応援されるチームを心掛けた選手たちであった。
必ず在校生のサッカー部員にも継承されることであろう。
また、卒業してからも新たな目標に向かって突き進む姿は継続して欲しい。
今後の彼らの活躍に期待するとともに、
ご理解ご協力をいただいた保護者の方々に感謝し、
卒業を祝いたいと思う。
                                  監督より


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=インターハイに向けて=
新人戦を終えて次の目標はインターハイである。
県大会で勝つチーム作りのためスケジュールをたてた。
春休みには静岡オイスカ高校と大阪追手門学院大学での遠征合宿を計画した。
多くの県外強豪校とも練習試合をお願いした。
目の前のゲームの質を高めながら勝たせることが指導者の役割である。
しかし、日々続く強豪校との試合は絶えずプレッシャーがかかると思う。
やりたいサッカーができなかったり失敗したりすることも多いが、しつこく食い下がることが後々の結果を左右させることとなるので頑張らせたい。
この春の鍵は選手が「サッカーに没頭できるか」である。
一流選手はサッカー漬けにストレスを感じない。
強豪校との試合でサッカーに魅せられて夢中になっていくことを望む。
まずは2月25日から全国高校選手権でおしくも準優勝をした四日市中央工業セカンドとの2連戦である。
より高度なサッカーから自分を磨くいい機会となる。
また、スポーツは「する」「見る」「支える」の3つの要素がある。
「見る」はワールドカップ3次予選日本代表戦やグランパスの開幕戦を観戦する。
「支える」は3月25日のグランパスvs新潟の試合をボールパーソンすることとなった。
このような経験も生涯スポーツに携わる礎となる。
今後も、サッカーを通じて人として成長していくことができる毎日を送りたいと考えている。
今後の予定を記す。
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合同練習を開催!
2月12日(日)本校グランドで合同練習を行いました。
2月12日(日)晴れた空の下、本校のグランドで杏和高校と近隣5つの中学校
(木曽川・奥・北部・稲沢・布袋)が集まって合同練習が行われました。
高校生にとって、中学生を教える体験は日頃の練習を復習するよい機会となったであろう。
交流の効果はこれ以外にも多くある。
中学生に慕われることによって起きる責任感。
年齢の違うものへの気遣いや配慮が必要となり他のものにあわせてサッカーをすることの難しさも体験できた。
トレーニングは最初に全体のアップからデイリーワークのパスドリルを行った。
その後グループに分けて10のトレーニングブースをまわった。
今回のトレーニングは「攻守の切り換え」「パス&ムーブ」「ゴールを目指すテクニック」を取り入れたものにしたが、
どれも日頃おこなっているものなので自信をもって中学生にコーチングしている姿には成長を確認できた。
サッカーを楽しむためにテクニックが必要である。
テクニックを単なるボールフィーリングと異なり実践の中で判断を伴い適切に発揮するものと位置づけると
まだまだトレーニングが必要である。
高校生のプレーが中学生にとって少しでも良いプレーのイメージになることが理想で
中学生の気付きや関心に繋がればよいと考えた合同練習であった。
今後も小学生や中学生など異年齢との交流を含めた合同トレーニングを行っていきたいと思う。
監督より


2012新人体育大会サッカー県大会
県大会1回戦 vs 刈谷 1−4(0−3)(1−1)
 組み合わせ抽選会で1回戦のチームが、昨年高校選手権でベスト4に入ったシードの刈谷高校に
決まった。何度も全国大会に出場した伝統校である。一宮北はここ数年県大会に連続出場し、徐々
に尾張の代表となってきた。県大会出場チームから県ベスト8・4と戦績を高めていくためには、この
ようなシードチームを越えていかなくてはならない。
 前回の高校選手権で準優勝した名東との試合で、ある程度自分たちのサッカーができたことが自
信になり、名のある強豪校にも自信をもって試合に臨めた。
 試合開始。いつも通りの一北のサッカーは予想以上に通用し、優位に試合を進めた。前半15分ま
で決定的なシュートを続けて打つが得点とはならなかった。刈谷はドリブルでボックスに入ってくる
有効なサイド攻撃がペースをつかみだした。CKから失点するも我慢のゲームが続く。前半終了まじ
かのサイド攻撃に失点が続き0−3で前半を終了。後半は守備の制限を形を変えてスタート。
サイド攻撃ができなくなった刈谷に対して前線からの守備が機能し、再度一北ペースとなる。
後半5分に1点を決め、次の1点で試合が分からなくなる展開。後半刈谷がビックチャンスをきっちり
決め1−4で試合を終えた。全体的に戦える部分はあったが、ボックス内の質に大きな違いを感じた。
全国経験のあるチームとの真剣勝負は改めて課題を浮き彫りにした。この経験をこの後のトレーニン
グに生かしていきたい。つぎはインターハイ。大会までの2ケ月間の成長を驚かせるような活動をして
いきたい。
以上監督のコメントでした。


新人体育大会尾張支部サッカー大会 第5位
おめでとう!県大会出場! 
大会優秀選手 丹下剛利
1回戦 vs愛知啓成 9−0(3−0)(6−0)
新チームではボールを失わずにゴールを目指すサッカーを構築してきた。基点を両サイドに置き、数的優位でボールを回す。狭い領域でもパスを通すことができるように練習してきた。サイドからボックスに入ることも多くなりシュートチャンスも増えた。点差が開いたが相手選手もベンチも最後まであきらめないチームでいい試合ができた。
2回戦 vs清林館 1−1(0−0)(1−1)延長(0−0)(0−0)PK(5−4)
前日に続きポゼッションはしっかりできていたが、センターバックがゴール前を固めしっかり守った清林館に得点できない。リトリートしたチームを崩すことが課題となった。FKでの失点も今後改善しなければならないテーマである。
3回戦 vs小牧 1−1(1−1)(0−0)延長(0−0)(0−0)PK(4−5)
3・4・3のシステムでコレクティブカウンターを得意とする小牧高校。DFラインでのボール回しを省き前線へのフィードを増やした。小牧も一北も自分らしいサッカーができない時間が多い。やっと先制したが1分もたたず失点。気持ちの整理をさせれなかったことが悔やまれる。その後何度かサイド攻撃でシュート場面を作ったが得点を重ねることができずPK戦となった。
敗者復活戦 vs津島 2−0(0−0)(2−0)
敗者戦になり負けられない試合となった。試合開始早々オープニングシュートを打つ展開でチームに落ち着きが出た。
津島は前半ミドルシュートでゴールを狙ったが2年生GKが好セーブを連発。津島の勢いを止めた。CKから先制点を入れ、前線からのハイプレッシャーからダメ押し点をいれ試合を決めた。
5位決定戦 vs滝 2−0(1−0)(1−0)
県大会を決める大事な試合。どちらのチームも気持ちが入った試合であった。
PKで先制点を決めるも数分後PKをとられる。好調のGKがここでPKを止め一気に雰囲気を変える。今大会で最も効率的に攻撃をできたが、滝高校の粘り強い守備になかなか得点をあげられない。前半終了には4回連続のCKも守られ、結局10回のCKでは無得点となった。サイド攻撃に好調1年CFが飛び込み追加点をあげ試合を終了させた。
数十年ぶりの新人戦県大会出場。今大会は2年生の頑張りが結果となった。5試合で得点15失点2は上々のでき。OBや父兄もたくさん応援に来ていただいた。選手権から2大会連続の県大会では一宮北高のサッカーがどれだけ通用するかが楽しみである。


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2011高校サッカー選手権愛知県大会
県大会2回戦 vs 名東高校  0−4(0−2)(0−2)
昨年、敗退した名東高校との試合。
落ち着いた状態でアップが行われた。
試合開始。
中盤ボールが回り一北ペース。
ヘディングをMF宮原が競り勝ち、抜け出したFW野々村が1stシュート。
GKにはじかれ先制点とはならなかった。その後も自信をもってプレーできていたが、
ミスがPKとなり先制される。
前半ボールは繋がるが最終ラインを崩すまでに至らず、クロスから長身FWに追加点を許した。
後半も名東のストロングポイントを止めることができずクロスから2失点し、試合を決められた。
昨年に比べるとはるかに試合になった。
しかし、ちょっとしたパスのずれ、コントロールミスが勝敗に大きく影響した。
3年生の9人が全員出場した最後の試合。
3年間ここまで頑張り、よく飛躍できたと褒めてあげたい。
今後の人生に生かして欲しいと思う。
監督のコメント
県大会1回戦 vs 豊田工業  3−0(1−0)(2−0)
8月に地区予選を終え、県大会出場を決めてか
ら2ケ月がたった。去年の選手権では1回戦で
敗退。今年は県大会で2試合の勝利を目標とし
ている。この2ケ月の間、愛知県に限らず県外
でも県大会常連校を中心とした練習試合を行っ
てきた。どの試合も落ち着いて自分たちのサッ
カーをすることができてきた。
公式戦の3試合を含めて練習試合でも負けがない。
この結果が自信を持って試合に臨めた。
試合開始。
前半、豊田工業の出足の早さと粘り強い守備に主導権を握れない時間があった。
何本かのFKによってペナルティに入られたがDF陣の集中力によってシュートを打たれるまでには至
らなかった。
諦めることなく最後まで戦う豊田工業に苦しめられたが、FW陣の突破やサイド攻撃ができるように
なってくると徐々に一北ペース。
左からのクロスに右サイドハーフが飛び込み先取点を取る。
後半は終始一北ペースとなり2年生が追加点とダメ押し点を決め試合を決定づけた。
しっかり中盤を支配し、守備陣が落ち着いてプレーしたことがチームに安定感を増したいい試合であ
った。いよいよ目標の2回戦。
昨年、敗退した名東高校との試合。
1年間の成果を十分に発揮したゲームを行いたいと考えている。

4月から9試合実施し、10月1日の最終節をもって終了した今シーズンを監督が振り返ります。

23年度 愛知県3部リーグ5位
10月1日最終節が行われた。
今シーズンは前半5試合で1勝のみの厳しいスタートとなった。
第6節は当時首位にいた春日井東との対戦。
首位と最下位との対戦ではあったが1−0で勝利し、
にわかに自信をつけた。
夏休みの40日間は選手にとってはハードな日程ではあったが計画通り強化できた。
9月からのリーグは準備がしっかりできていたことから落ち着いて戦える自信があった。
第7節9月17日に首位の名東Bと1−1。
第8節24日の天白にはロスタイムに勝ち越す劇的なゲームを制した。
最終節10月1日は負ければ降格もある試合。
昇格を目指す豊田との戦いではあったが、
夏以降の公式戦4戦負けなしは自信となり落ち着いて戦えた。
2−1でタイムアップ。
後半戦4試合で3勝1分け。勝ち点13の5位で県リーグを終えた。
夏以降は3年生の力がいかんなく発揮された。
3年生が中心となったチームの成長には驚かされるとともに
自信を持って一宮北の戦いができたことを嬉しく思う。
家庭の協力やスタッフ・OBの献身的な貢献が来期の県リーグに繋がったと感謝している。
来年は県リーグ4期目。
今後もう1つ上のリーグを目指したチーム作りをしていきたいと考えている。

=県大会出場チームプログラム用写真より=

高校サッカー選手権県大会出場
予選トーナメント vs 津島  2−1(1−1)(1−0)
 夏合宿を合同で行う日もあり、お互いの手の内が分かった状態であった。
 当日は雨と雷で試合時間が1時間遅れてのキックオフ。
 前半津島高校は1stシュートが入り勢いに乗る。チーム一丸となって攻撃してくるもののピッチ状態の悪さからも追加点には至らなかった。前半終了まじかにセットプレーから追いつき、1−1で試合を折り返した。この1点で落ち着きを取り戻し徐々にペースを引き戻した一北は、コーナーやシュートの場面も多くなり、追加点を挙げ逃げ切る展開となった。津島の頑張りに苦戦し、拮抗した試合となったが、調子が悪くとも自信を持ち勝ちきることができるようになったことが、この夏の一番の成長であった。
予選トーナメント vs 一宮  4−1(1−0)(3−1)
 この戦いのポイントは、先制点を与えないことである。前の試合では先取点を取られて焦りが少々出てきてしまった。得点を与えることで一宮の力を発揮させることとなる。
試合をイメージして練習したシュート場面を得点とした先取点は試合を優位にした。その後3つのFKで得点をあげ一北ペースとなった。オウンゴールの1点は残念ではあったが、最後まで集中を切らさなかったDF陣の功績を褒めたい試合であった。
 この夏休みは大阪を中心に奈良・滋賀の遠征と恒例となった夏合宿をこなしたことが個人でもチームでも自信になったと思う。
 コーチ陣や多くのOBの協力によって3年連続で県大会出場となったことは喜ばしいことである。


尾張選手権大会準優勝
予選リーグ vs一宮興道  4−0(2−0)(2−0)
FWを中心に全員で攻守に関わる一宮興道に試合開始から互角の試合とされた。FWの裏への抜けだしから先取点を決め、徐々に有利に試合を進めた。ミスも目立つ試合であったが、きっちりと勝ちきることができた。
予選リーグ vs尾西    11−0(6−0)(5−0)
先発メンバーが全員1年生のゲーム。初めての公式戦に緊張する者もいたが、両サイドからバランス良く攻めることができ点数を重ねた。尾西は大量失点となったが最後まであきらめずプレーしていた。
予選リーグ vs岩倉総合  3−0(1−0)(2−0)
予選リーグ3試合とも先発メンバーが違い公式戦には若干の緊張感があった。きちんとやろうとしすぎて硬くなったプレーが多くミスとなったが、後半から思い切ってプレーすることを意識するようになり優勢に戦うことができた。岩倉総合はGKを中心に粘り強く戦ういいチームであった。予選リーグ無失点は上出来であった。

●トーナメント

一回戦 vs丹羽       4−1(2−0)(2−1)
お互いに予選リーグを勝ち上がり丹羽も勢いがあった。丹羽は中盤でボールを落ち着かせて攻撃し、チャンスを作られる場面もあったが、キャプテン真野のハットトリックがチームに勢いを生んだ。
ロスタイムの失点に課題が残った試合であった。
準決勝 vs一宮南     5−0(3−0)(2−0)
インターハイに優勝した一宮南には自信が感じられた。しかし、大阪遠征からの課題であるインターセプトから勢いをもったフィニッシュに成果がでてきて得点をあげることができた。徐々に一北ペース。得点もポジションごとのコミュニケーションがあり、練習の成果が出てきたと言える。後半交代した、FW陣も確実に結果をだし、チームとしてもいい状態で勝ち上がった。
決勝 vs弥富        1−5(0−3)(1−2)
試合早々失点。ここそという試合に力を発揮できない。チームでは、決勝というプレッシャーをしっかり受け止めてサッカー出来るようになることが高校生としての成長につながると考えていた。選手が自分に課せられた責任を自覚することができるようになってきた。緊迫した場面での緊張は責任感を育てる。
今回は残念な結果ではあるが、次に繋がる経験ができた大会であった。


2011夏合宿

=in 郡上高原 8月8日〜11日=


ゼムノビッチ・ストラヴゴ氏再来校
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3年生卒業アルバム用写真の中から


   ナゴヤグランパスvs清水エスパルスで
              ボールパーソンを経験
5月7日(土)15:00キックオフの試合をボールパーソンとして一宮北高校サッカー部が担当した。
運営の方から細かい説明を受け、会場を回りながら仕事を理解した。
試合が始まるまでは落ち着かない様子であったが、試合開始とともに自分の責務をしっかり果たした。
今回の成果で運営責任者からは次もお願いしますと言われ、次の機会を得ることとなった。
この経験は生涯をとおして話していける貴重な体験である。今後も数多くの部員に経験させていきたいと考えている。
この画像は名古屋グランパス公式サイトの
ホームゲームイベントのページにに掲載されています。
画像一覧を右に送ると現れます。


   一宮北高校サッカー部に
          フェアプレーフラッグが譲渡
5月7日(土)も瑞穂競技場で行われた名古屋グランパスvs清水エスパルスの試合でボールパーソンをした本校に、当日試合で使われたフェアプレーフラッグを譲り受けることができた。
選手たちは、試合に出る前にフェアプレー精神を誓い、フラッグに1人1人サインをする。
フェアプレーの精神とは「全力で行う」ということから始まる。「相手を尊重する」「審判に敬意をはらう」など他にもフェアプレー精神はいろいろあるが、この精神を理解し深めることは大切なことである。
本校サッカー部はこの精神を理解し、普及することを部活動の目標の1つとしている。
今回、譲渡されたフラッグは岩手県に送ることになっている。5月5日に行われた一宮北北斗サッカーフェスティバルで参加チームが提供してくれた義援物資とともに岩手県の少年サッカーチームに寄贈する。
サッカー用具とともにフェアプレーフラッグが東北の震災した子どもたちのためになれば幸いだと考えている。


  一宮北高校北斗サッカーフェスティバル
詳細はこちら
このイベントは新聞に掲載されました。


  インターハイ尾張予選
●4月24日 1回戦 vs木曽川 3-1(1-0)(2-0)///////////////////////////////////////
パスをリズムよく繋ぎ、すきをついて裏を狙う。攻撃の優先順位を考えたサッカーを進めたいと
考えてきた。木曽川高校は中盤もマンツーマンでつき、こちらの攻撃を思うようにしてくれない。
試合開始早々コーナーからDF佐久間が得点を決めたのが試合を有利に進めることになった。
その後も選手交代した3年生が自分の持ち味を出し、追加点を挙げた。
木曽川高校は全員が攻守に絡む健闘があった。
●4月29日 2回戦 vs稲沢東 4-0(1-0)(3-0)///////////////////////////////////////
稲沢東高校とは春休みに対戦し、2-6で敗退していた。どの失点も右サイドからの攻撃でトップと
トップ下、右サイドの3人のコンビネーションが攻撃パターンであった。北高は左サイドハーフを高
い位置に置き攻撃の起点とした。稲沢東の右サイドの選手を守備の意識を高めさせることが目
的であった。これが成功し、一北ペースとなった。前半早い時間にFW野々村が先制点を決めて
くれたことが、意外な大差につながった要因と考える。
キャプテンが試合に出られなかった稲沢東は本来の力が出せなかったが実力のあるいいチーム
なので今後もいいライバルになると思っている。
●5月1日 準々決勝 vs弥富 1-2(0-0)(1-2)///////////////////////////////////////
2回戦で大勝してきた弥富高校は攻撃に特徴があった。攻撃陣の3人は比較的守備が免除され
ており相手ボールのときでも残って攻撃の準備をしていた。DFからトップにロングボールを入れ、
トップ下の選手がドリブルで仕掛けてくる攻撃に威力があった。北高はボランチ2人にリスクマネ
ージメントの意識を高めて試合を進めた。崩されての失点はなかったもののコーナーでのPKとヘ
ディングシュートでの2失点が敗因となった。荒れる試合の中で精神的に我慢が出来た所がチー
ムの成長を感じた。
●5月3日 5位決定戦 vs五条 1-1(0-0)(0-0) 延長(0-0)(1-1) PK(2-4)//////////////
この試合に勝つと県大会出場というプレッシャーとの戦いであった。
五条は守備の要であるGK前田と攻撃の起点であるMF河野が中心となるチーム。全員が集中し
て最後まで戦う五条の伝統が一番の脅威である。勢いで攻めてくる五条に対してのDFは集中し
て対処できた。五条DFの裏を狙った攻撃は何度か成功し、GKと1対1を作ったが得点に繋がらな
かった。時間帯に徹底したかったサイド攻撃にずれが生じてリズムが作れず0-0で延長に入った。
前半サイドバックのオーバーラップで得点を挙げ逃げ切りをはかったが、後半ロスタイムのCKで
失点。勢いを止めることができないままPKに入り敗退となった。
一生忘れることのできないこの経験を今後に生かしたチーム作りをしていきたいと考えている。
最後まで戦う五条の伝統を県大会でも見せてほしいと思う。
新人戦を12月に1回戦で敗退し、4ヶ月が経った。
悔しい思いをし、チーム強化に努めた。
県外との練習試合も多く計画した。
三重上野、大阪、滋賀県瀬田、奈良天理など宿泊
を含めた遠征試合を行った。
新人戦奈良優勝の五條や岐阜優勝の関商工など
結果を出した県外の強豪校を始め大学との試合で
チーム力を高めた。
今大会は4試合で得点9、失点3はまずまずであったが、課題ははっきりした。
セットプレーでの得点が少なかったこと。
失点はセットプレーのみであったこと。
試合運びの徹底がされなかったこと。
今後は県大会に出場できなかった悔しさを忘れず、トレーニングに打ち込んでいきたい。
3年生12人が全員残り部員は51人となる。
今後もチームが一丸となって戦えるように一人ひとりの強い意志を育てていきたいと思う。


 =ゼムノビッチ・ストラヴゴ氏
        特別コーチとしてベンチに入る=
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   ゼムノビッチ・ストラヴゴ氏来校
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